★脂漏性湿疹 かゆみ・脱毛に関係 「ジンクピリチオン」

ジンクピリチオンとは

脂漏性皮膚炎などによる頭皮のフケ、かゆみを抑える抗真菌成分です。
医薬部外品の有効成分として薬用シャンプー・リンスに配合されています。

ジンクピリチオンの効果・働き

ピリジン系の抗真菌効果、抗菌効果があります。

頭皮のかゆみは真菌というカビ(特にマラセチア)によるところが大きく、抗真菌作用のあるジンクピリチオンを使用することで真菌の成長を抑え頭皮のかゆみを抑えることが期待できます。
また、カビ(真菌)だけでなく細菌に対しても働くため、頭皮におできができやすい方にも適しています。

ジンクピリチオンを含む製品

日本においては1970年、花王のメリットシャンプーに初めて使用されました。
現在はバルガスリンス、h&sシリーズに配合されています。

シャンプー以外にも日用品の防カビ剤としてプラスチックや塗料などにも配合されていることがあります。
UVで黄色く変色してしまうため、無色透明のボトルに移し替えるのは避けるようにしましょう。
また、鉄が変色する可能性からヘアピンなどにはつけないようにしましょう。

ジンクピリチオンの研究結果

27名の男女に4週間、1日1回、ジンクピリチオンの含有されたh&sシャンプーを使用したところ、著効が15名(55.6%)、有効が6名(22.2%)、やや有効が2名(7.4%)、無効が4名(14.8%)であったという報告が第55回日本医真菌学会学術集会抄録に掲載されています。

また、ジンクピリチオン1%のリンスを2回行うことで、ジンクピリチオン1%のシャンプーを1回行うよりも、毛髪へジンクピリチオンが残留した、という報告もなされています。

 

https://liruu.jp/ingredients/2921/

 

・渡辺靖.頭皮りんせつ(鱗屑)及びそうよう(掻痒)に対する殺菌剤ジンクピリチオンのシャンプー又はリンスへの配合効果

日本医真菌学会.第55回日本医真菌学会学術集会抄録