Q. 277 AGAと脂漏性脱毛症について

AGA(男性型脱毛症)

Q.
中年の男性です。 数年前から頭頂部が薄くなってきました。

AGA以外に、ネットの情報で「脂漏性皮膚炎」という病気の可能性もあるのではないか、と思いました。  昔からフケは多かったです。  父もフケは多いようです。
家系的なら仕方ないのかなと思っていました。

いま使用しているシャンプーは自分にはあっているようで、毎日シャンプーしている分には、症状もひどくはありません。 洗髪が疎かになったり、シャンプーが別のものだったりするとフケが多くなります。

先日も外で運動後フケが多くなりました。

「脂漏性湿疹」の症状をネットなどで確認すると自分に当てはまる事も多く、昔から悩まされてきたのは原因はこれなのだろうか、思いました。

数年前からの薄毛はAGAと考えていたのですが・・・脂漏性脱毛症の可能性もあるのか?と思いました。

脂漏性皮膚炎であった場合、ニゾラールというものが処方される情報がありました。
それで薄毛は改善されるものなのでしょうか。

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A.   お聞きする情報からすると脂漏性湿疹の可能性も確かにあると思います。

早めに皮膚科専門医の受診をした方がよいと思います。
お話だけでは分からない事も多く、視診(見て診断)が重要になります。

ニゾラールですが、ケトコナゾールが主成分で真菌(カビ)の細胞膜合成を阻害し、病気の原因となる真菌の増殖を抑えることにより抗真菌作用を示します。 通常、皮膚真菌症(白癬、皮膚カンジダ症、癜風、脂漏性皮膚炎)の治療に用いられます。 特に「マラセッチア」の増殖を抑制し、炎症を改善します。 炎症が改善すると発毛効果がでる方がある程度の頻度でおられます。

脂漏性湿疹には「コラージュフルフル」も効果的です。

抗菌作用があるミコナゾール硝酸塩配合シャンプー(コラージュフルフルネクストシャンプー)やミコナゾール硝酸塩配合ソープ(コラージュフルフルリキッドソープ)も効果が期待できる・・・との事のようです・・・この領域は自分ではあまり手をだしませんので、この表現です。
(教科書から情報を手にいれて記載しています)
炎症がおちつく作用を所持していますので、炎症が改善すると発毛しやすくなるのは間違いないと思われます。

脂漏性湿疹の場合、炎症が原因で脱毛を生じる場合があります。
この炎症が治まると、発毛を認めやすくなる事は事実でしょう。つまり頭皮の状態が正常にちかくなるのですから。

ありがとうございました。 ドクターAでした。